AMDDとは

ご挨拶

米国医療機器・IVD工業会(AMDD)会長 デイビッド W. パウエル

去る4月1日、米国医療機器・IVD工業会(AMDD)の第2代会長を拝命したデイビッド W. パウエルです。私は2008年より東京に本社を置くジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社で代表取締役社長を務めており、医療機器部門を統括しています。ジョンソン・エンド・ジョンソンには2001年に入社、医療機器業界での経験は20年近くになります。

ちょうど1年前に設立された当工業会は、米国に本社を置いて医療機器や体外診断用医薬品などの先進医療技術を提供している日本法人65社によって構成されています。会員企業は、心臓ペースメーカーやICD、人工心臓弁、PCIなどのカテーテル、ステントグラフト、人工関節などの整形外科材料、眼内レンズ、大型画像診断機器、遺伝子診断/体外診断用医薬品(IVD)、それにシステム機器など様々な先進医療技術を提供しており、日本では会員企業全体で約13,000人の雇用を創出しています。われわれの最重要課題は「日本の患者さんに1日でも早く最新の医療技術をお届けする」ことです。すでに世界各国で導入され高い評価を受けている先進医療機器の多くが、日本の患者さんの救命や治療後のQOL向上に貢献できずにいることを非常に残念に思っています。こうした「デバイスラグ」「デバイスギャップ」を解消するため、加盟各社との協力のもとに医療機器や大型医療機器、体外診断用医薬品(IVD)が直面する諸問題について、厚生労働省の当該部署と話し合いを進めてまいります。日本の医療技術産業を活性化するためには、日本および欧州の業界団体とも協力しつつ提言を続け、先進医療技術の「イノベーションを促進する適切な価格」を探っていく必要があります。これからも当工業会は、日本の医療現場に対する世界標準の先進医療技術の迅速かつ適切な導入、医療費の総合的な抑制および適切な配分を実現するために日本政府や学会、関係業界団体と協力し、米国政府ならびに米国に本部のある先進医療技術工業会(AdvaMed)と連携を保ちながら活動を進めます。また同時に患者さんや医療関係者、政策立案者などとの緊密な関係を模索し、日本の価値ある医療技術の進歩をめざして当工業会の加盟各社の皆様とともに尽力するつもりです。今後ともAMDDに一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2010年5月

米国医療機器・IVD工業会(AMDD) 会長
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 代表取締役社長
同社メディカル カンパニー 代表取締役プレジデント
デイビッド W. パウエル